ちょっとだけ気づきにくい因数分解
数鬼です。
今日は「ちょっとだけ気づきにくい因数分解」を紹介します。
では、問題は
2x²+xy-y² です。
xで括ってみると
x(2x+y)-y²
となって上手くいきません。
yで整理して
xy-y²+2x²
yで括って
y(x-y)+2x²
となり、上手くいきません。
「一つの文字で整理して共通因数を見つける」という方法では上手くいきません。
このとき、ちょっと気づきにくいのですが
2x²=x²+x²
と分けてみると
2x²+xy-y²
=x²+x²+xy-y²
=x²+xy+x²-y²
=X(x+y)+(x+y)(x-y)
となって共通因数(x+y)が出てきました。
後は、(x+y)で括って
=(x+y)(x+x-y)
=(x+y)(2x-y)
となって因数分解できました。
ちょっとだけ気づきにくいですが、上手く式変形できれば因数分解できましたね。
これでピン!ときて覚えてくれたら幸いです。
数鬼
ちょっとわかりずらい対数の積分のコツ
いきなりですが
∫logxdx
を積分してみましょうか?
ちょっと待てよ、「こんなの公式にないぜ!」
と思ってしまいますね。
ところがちょっとしたテクニック(コツ)さえ掴めば積分できてしまいます。
では、これからやってみます。
∫logxdx=∫1×logxdx と式変形します。(ココがポイント!)
後は部分積分します。
∫logxdx=∫1×logxdx
=∫(x)'×logxdx
=xlogx-∫x×(logx)'dx
=xlogx-∫x×1/xdx
=xlogx-∫1dx
=xlogx-x+C (Cは積分定数)
となります。
logxの前に「1」をかけるのがミソです。
これでピン!ときて、覚えてくれたら幸いです。
数鬼
コサインの加法定理の語呂あわせ。
コサインの3倍角の定理の語呂合わせです。
サインの3倍角の定理同様、これも受験によく出ますのでしっかり覚えましょう!
cos3α=-3cosα+4cos³α 右辺ですが
「坊さん十四人参上」です。
「坊」→「棒」→「横棒」→「-」
「さん」→「3」
「十四人」→「十4人」→「+4」
「参上」→「3乗」
です。
かなり強引にこじつけましたが、これにピン!ときて覚えてくれたら幸いです。
数鬼
サインの3倍角のごろ合わせ。
三角関数は公式が沢山あって覚えるのが大変です。
特に3倍角の公式は覚えずらい上、受験問題でもよく出てきます。
そんなメンドくさい3倍角の公式のうち、サインの3倍角の公式のごろ合わせを紹介します。
sin3α=3sinα-4sin³α の右辺ですが
「参棒、ヨンさん」です。 (参棒→参謀)
「参」は3sinαの係数の「3」
「棒」はマイナスの「-」 (横棒のイメージで)
「ヨン」は4sin³αの係数の「4」 (某韓流スターのイメージで)
「さん」は4sin³αの「3乗の3」 (呼称のイメージで)
かなり強引にこじつけましたが、これでピンときて、覚える手助けになれたら幸いです。
数鬼
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初めまして。数鬼と申します。
これから、読者の皆様の役に立てるような記事を載せていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。